「Raspberry Pi 電子工作レシピ」正誤表について

早速ですが、いろいろとミステイクが見つかりました。

図2.1 がこうなっていますが
IMG_20141003_120104
これが正しいです。

registor_colorcode

また、表2.1は以下です。

registor_E12

このことについて、ついでに解説を。

本書では、かなり抵抗やコンデンサの種類を減らして解説しています。

抵抗は次の5種類
– 680Ω
– 1kΩ
– 4.7kΩ
– 22kΩ
– 120kΩ

(上の基本の値に加えて、作例によって追加で100Ωや2.7MΩなどの抵抗を一部に使っています。)

コンデンサは次の1種類
– 330μF

抵抗なんて1本1円程度なのですが、抵抗を買うのは結構大変です。金属皮膜抵抗?カーボン抵抗?セメント抵抗? なんじゃそりゃ。1本1000円の抵抗を買ったほうがいいの?

本書で使う電子工作は、一番安いカーボン抵抗で十分なのですが、1本だけってなかなか買えません。10本買うと300円ですが、100本買って100円だったりします。でも100本買ってももったいないし、表2.1のように全種類買うとすると・・・。

ということで、独自にE1.5系列というものを定義し、これを100本ずつ買ってもらうと済むようにしました。
– 680Ω
– 1kΩ
– 4.7kΩ
– 22kΩ
– 120kΩ
E1.5というのはひとつ階層を上がると大体5倍となるこtと( n x 5 ≒ n+1 , 5 ≒ 10 ^ ( 1 / 1.5 ) )を表しています。計算式通りだと、本当は680Ωは200ΩぐらいになるのですがRaspberry Piでは抵抗分圧で5V/3.3V変換を行うのに1kΩと680Ωのペアを使うこと、あと間違いやすい茶・赤・橙バンドの混同を防ぎ、色弱の方にもなるべく区別できるようにするということでこのパターンを選びました。

これだと「ああっ510Ωが1つだけ足りない、次の休みに買いにいかなくちゃ・・・よしっ買ってきたぞ!ああっ今度は2kΩが足りない」なんてことをせずに、510Ωは680Ωで代用、2kΩは1kΩを2つで代用、というようにしていって捗るようになります。

さて、書籍のミスの件はこの修正も含め、書籍の正誤表はここで管理していきます。
https://sourceforge.jp/projects/fablib/ticket/?component%5B%5D=3505&component_mode%5B%5D=eq&status%5B%5D=1&view=component

ブックマーク へのパーマリンク.

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