RaspberryHabu + PIRセンサモジュール(その2)

前回の続きでPIRセンサをいじっていきます。

まずはWiringPiをRaspberryPiに入れましょう。RaspberryHabuの組み立てTogetterにて動作確認のために入れていれば問題ないです。
そして簡単なデジタルINのプログラムを書いてみます。ピンは1番です。

pirtest-c

特に目立ったことはしてないです。digitalRead(pin番号)という関数がWiringPiでデジタル入力信号を取ってくる関数ですね。1秒ごとにHighで1、LOWで0が返ってきます。

cc -o プログラム名 ファイル名 -lwiringPi
でコンパイルして実行すると

pirtest-offpirtest-on

こうなります。人が止まっているときやいないときはセンサからLOWが返ってくるのでOFFと表示されます。動いたらセンサからHIGHが返ってきてONと表示されています。写真ではわかりにくいですが、僕はOFFになるまでじっと待っていました。センサの調整ねじを回せば同じ信号を出し続ける時間が長くなります。

このプログラムはHIGHやLOWだけを出すようなほかのセンサでも応用できるので便利です。
スイッチにも使えますね。すでに実装されてますが。

RaspberryHabu + PIRセンサモジュール(その1)

皆様、はじめまして。ヤマモトと申します。これからFabLibの製品であるRaspberryHabuの作例を紹介して行きたいと思います。

今回の作例はPIRセンサをRaspberryPiで使ってみよう!です。

PIRセンサのはaitendoさんのA500Pです。4.5V-20Vで駆動し、人体が近づくとON信号(Highレベル電圧)が出力されるセンサーモジュールです。今回は5VをRaspberryHabuから給電しました。

A500P-frontA500P-back

デジタル入力を使うので使用したHabuはBasicです。

A500P+Pi

写真のようにつなぐと、人体を感知したときにセンサがON信号を流してチェック用のLEDが光ります。

ON信号が流れる時間はPIRセンサモジュールの可変抵抗をいじると変更できるようです。

A500P+Pi-up

下準備だけですが、今回はここまで。次回はRaspberryPi上でいろいろいじりたいと思います。

writer: ヤマモト